かんしん!ブログ

私のかんしん(関心、感心、歓心)をアップします。ライフワークは、育児&育自&エネルギー問題!

人脈づくり?

 

「人脈づくり」という言葉を発している小学生に会ったことがあるだろうか?

 

「コネつくらなきゃ」なんて言っている中学生に会ったことがあるだろうか?

(子役とか、業界で働いている方は置いといて)



私も大人になるまで、人脈、コネという言葉に全く関わりない人生だったが、

正直、あまりいいイメージがない。

なんだか損得勘定というか、他人を自分の足台にしているような。



かつて居た会社の飲み会やらで

「お前も人脈つくっておけよ」

「仕事は、結局どれだけ人を知ってるかだぞ」

とよく聞かされたものだが、

なんか後味の良くない話だったと記憶している。



私も、かつて関わらせていただいた海外プロジェクトでは、

入社1年目から、東南アジアの低賃金のエンジニアを配下につけてもらっていたが、

プロジェクト終了後も、Facebookやら、メールに定期的に挨拶が届く。

そして、簡単な返信すると即座に「なんか仕事ない?プロジェクトない?」

とコネを頼ってくるのである。



プロジェクトでは、真面目に働いてもらい、

性格も愉快で一緒にお酒を飲んで楽しいひと時を共有し、

大変なプロジェクトを一緒に乗り越えた仲なので

彼らへの恩は忘れないし、大事な心の友である。

 

だから、3か月ごとに挨拶メールをくれなくても

彼らのことを忘れないし、

彼らに与えられる仕事があれば、すぐに仕事をお願いするつもりだが、

どうしても、「仕事をちょうだいちょうだい」的な態度でくられるのは

人として扱われていない、というか

求人誌のような扱いを受けているように感じてしまう。



要は、

「Take」を前提とした繋がりは、とても興ざめ。おもろない。

せっかくの良い人であっても、何か要求された瞬間、ちょっと気がひける。

つまり、人脈づくり目的なんて、

相手にマイナスの印象を与えるだけで、

一緒に遊んだり仕事した仲でなければ、

ハイエナだと思われるに違いない。

(心がすごく広いひとは、それでも受け入れるのだろうが)



ということで、

人との繋がりには、損益を考えるのは浅はかであり、

私も損得勘定がないわけではないので、

日常的に気がけないといけない、と個人的に結論付けておこう。



もちろん、人は一人で出来ることは殆どないので、

人との繋がりが、利益を生み出す要因であることは疑わないが、

それは、自分が獲るのではなく、

相手と一緒に利益を享受する、もしくは

相手が得するようにする方が精神衛生上よい。



人とつながるときのスタンスは、

①相手に何を与えるために繋がる。貰うためではない。

②相手からの見返りは1mmも期待しない。与えるだけで十分。

③もし何かを頂いたら、心から感謝して受け取る。

④助けが要るときは、遠回しなしに率直に助けを求めよう。

 

特に②は、気を付けよう。めざせマザーテレサ



以上。