感動の沸点って、やっぱり人それぞれだなぁ(2023ランタンフェスティバル長崎)
当たり前なんだけど、よく忘れがちになること。
それは、人がいいなぁと思うことって、やっぱり人それぞれと言うコト。
今、長崎では2023ランタンフェスティバル長崎が開催されています。
2月5日までとのことです。
2月1日、私と妻と息子の3人で3年ぶりにランタンフェスティバルに足を運びました。
メイン会場の長崎中華街の湊公園では、
私が出向いたタイミングに龍踊り(じゃおどり)が披露されていました。
中国から伝えられたと言うこの龍踊りは、ドラなどに合わせて、
10人ほどの方々が布などで作られたドラゴンを操り中華風の舞が展開され、
龍踊りは長崎の中ではとても根付いており、長崎で1番の祭りである。
長崎くんちにも登場する、長崎の魂と言える催しのようです。
ただ、熊本出身の私にとっては、長崎と言うよりは中国を感じる催しです。(中華街だし)
ちょっとした中国観光気分を味わっていた私とは全く別心境にいたのは、私の妻。
長崎出身の妻にとっては、幼少期からの一大イベントであり、とても酔心されているご様子。
会場も異様な盛り上がりを見せており、アンコール(長崎ではモッテコーイといいます)が4度5度と繰り返され、エンドレスなカオス状態でした。
3度目を超えるあたりから、「さすがにくどいだろうよ」と
うなだれる私に妻は気に留めることもなく、大感動の拍手。
「最高!モッテコーイ」を連呼しておりました。
間違いなく、私と妻の心の温度差は120度は離れていたと思います。
ここまで温度差があると、私は冷血動物ではないかと軽くヘコむほど。
一緒にいた5歳の息子は、純粋に蛇踊りを楽しんでいたようで、
私の肌感覚では、私との温度差は70度位かと。
子供が祭りへのリアクションとしては、想定の範囲です。
(むしろ冷血動物側でなくて良かった)
妻の蛇踊りに対する沸点の低さに軽くヒキましたが、そこは触れてはいけないところ。
妻の沸点低すぎる感動の余韻に、私はできる限りの同調笑顔で帰宅した
2023ランタンフェスティバル長崎でした。
以上!