戦略読書① 紹介書籍が435冊のやり過ぎ感が本当に有難い。
自分の部屋の山積みになった本を整理しているとき、
「何かまずいな・・」と気づいてしまった。
まずいのは本の量ではなく、ジャンルだ。
本棚、本棚からあふれて縦積みになっている本は、
一般的にいうビジネス書と、
私の専門であるエネルギー問題関連の本だらけだったのである。
毎月10冊は本を読んでいると思うが、
小説は10年くらい買っていないような。画集なども同じ。
最近は趣味の広がりもなくなってしまった気がする。
もしかしたら、この2つは少し相関があるのかもしれない。
無趣味でもよい、という考え方もあるし、
趣味こそ感性を磨く一つとの考えもある。
人それぞれだと思うが、私としては後者がいい。
そして、本も出会いのようなものであるし、
私の血肉となるものなので、広く広く、ときどき深くが好みだ。
そんなとき、ちょうど三谷宏治さんの「戦略読書」が目についた。
https://www.amazon.co.jp/dp/4478065691
この方は、俗にいうビジネス書を書いたり、
戦略的視点?から子育て論を展開したり、
個人的にも面白く変な人(良い意味で)だな、と思っていたが、
どうも、「戦略読書」の目次までを見る限り、
かなりの雑食濫読のスーパー読書人のようだ。
基本的に、気になることは、その道に秀でている方の主張や意見を参考にするタイプなので、
今回も多分に漏れず「戦略読書」をポチっとした。
内容は、本への向かい合い方であったり、
三谷さんセレクトの多ジャンルの紹介であったり、まあ盛沢山である。
友達や先輩に
「なんかいい本ない?」
と聞いて返ってくる答えは、その人の好きなジャンル3,4冊だとすると、
この本は435冊の多岐にわたる書籍の紹介があり、
それだけで100倍のボリュームがある上、
ジャンルはマンガから宗教、ビジネスなど広く、
もう100倍どころではないかなり貴重なご意見だと思う。
(それで2000円以下は、かなりお得というか、、本当に有難い本)
もちろん、人ひとりの情報なので、全てを網羅するわけでもないだろうし、
SF寄りな部分という個性があるところもあるので、
一部は物足りないと思うのかもしれないが、その価値観のズレがまた面白い。
この本は、時折読み返す保存版になると思う。
もともと、ジャンルを広げながら、深めながら本と向い合うために、
読書の達人たちは、どのように本に向かい合っているのか、
膨大なジャンルと情報を本から吸収するために
どう時間をやりくりしているかアドバイスが欲しくて
この本を読み始めたが、あまりにお得感が強くてついつい脱線してしまいました。
次の機会に、本と向かい合う方法について学んだことをアップしたいと思います。
以上です!